感動するアニメ映画5選。 涙なくして観られない厳選した作品たち

2017/03/23

二次元の世界だからこそ、スケールの大きい世界観を作り上げることができるアニメ映画。そんなアニメ映画には、見ごたえがあって、感動を呼ぶ名作がたくさんそろっています。 今回は、感動するアニメ映画の中から、映画ライターharuのおすすめ作品を5つ選んでご紹介します。
感動するアニメ映画5選。 涙なくして観られない厳選した作品たち

感動するアニメ映画1 泣ける!1人の女性の日常を描いた『この世界の片隅に』

おすすめの感動するアニメ映画1作品目は、戦時下の広島県の港町、呉(くれ)を舞台にしたアニメ映画『この世界の片隅に』です。

18歳で呉に嫁いできた「すずさん」の小さな幸せが、少しずつ戦争の色に染められていく切なさを描いています。女優・のんさんが声を演じるヒロイン・すずさんは、とぼけていてとても可愛らしいキャラクターです。

すずさんは、絵を描くのが得意ですが、それ以外のことでは、失敗ばかりしています。作品の前半は、そんなすずさんが巻き起こす、ほっこりエピソードの連続で、平和な世の素晴らしさを感じます。しかし、いつの世も、嫁という立場には悩みのタネはつきもの。
出戻り小姑の径子(けいこ)が意地悪をしてくるので、いつもにこにこしているすずさんも、頭に小さなハゲができる程度に悩んでいます。それでもかわいい姪っ子をもいて、すずさんは嫁ぎ先での毎日を楽しんでいるのでした。

やがて戦争に突入。食べ物が少なくなったら、すずさんは野草を摘んで食材にします。あらゆる工夫をこらし、笑顔で毎日の暮らしを立てていきます。しかしある日、すずさんのささやかな日常が、戦争のせいで根こそぎ奪われてしまうような出来事が起こります…。

悲しみの中から立ち上がろうとするすずさんの、野の花のようなたくましさ、尊さが感動を呼ぶすばらしいアニメ映画です。自分の存在が、頼りなく小さなものに思えたとき、この作品を観ることで、感動するのと同時に、勇気や元気を取り戻すことができるかもしれません。
涙なしでは観られない映画だと思います。

「この世界の片隅に」ついて詳しく知りたい方は、

映画「この世界の片隅に」の魅力とは?涙を誘う最高傑作

を、ご覧ください♪



感動するアニメ映画2 誰もが知っている名作『風の谷のナウシカ』

おすすめの感動するアニメ映画2作品目は、スタジオジブリで数々のヒットを放ってきた、宮崎駿監督による1980年代のアニメ映画『風の谷のナウシカ』です。

世界中の文明が滅びた、最終戦争後のはるか未来。人々や自然のために戦う、風の谷の族長の娘・ナウシカの愛と活躍を描く、アニメ映画です。奇妙な生物や植物が生息し、毒を含んだ胞子が飛び交う「腐海(ふかい)」と呼ばれる森、王蟲(オーム)と呼ばれる巨大な虫などが登場。創造された大自然の描写が、スケールの大きい非日常の世界へと誘ってくれます。

この作品の主人公・ナウシカの凛々しいヒロイン像は、多くのアニメファンにとって憧れの存在です。慈愛に満ちたまなざしをもち、自然や動物への愛情に溢れたナウシカは、風の谷の住人からとても慕われてます。しかし、ナウシカの、自然を破壊する者や暴力的な行為への怒りはすさまじく、一転して激しい表情をみせます。ナウシカが空を飛びながら戦うシーンは、迫力いっぱいです。

ナウシカの勇気と行動力は、観る者の胸を打ち、大きな感動を呼びます。腐海の森の秘密、巨大な生物兵器「巨神兵」が辿る顛末など、ミステリアスな要素も満載。原作漫画ともども、とても評価が高い感動するアニメ映画です。

感動するアニメ映画3 かわいい動物たちが活躍する『ズートピア」

おすすめの感動するアニメ映画3作品目は、2016年公開のディズニーアニメ映画『ズートピア』です。動物たちが作った都会の街「ズートピア」に、新米警察官としてやってきた、ウサギの女の子・ジュディが、奮闘しながら成長していく感動の物語です。

田舎から上京、希望を胸に初出勤したものの「小さい女の子だから」「ウサギだから」という理由で、あなどられてしまうジュディ。しかし、持ち前の情熱と能力を生かし、チャンスを掴みとろうと奮闘します。

表向きはかわいい動物のキャラクターたちのやりとりですが、そこには人種差別や女性蔑視など、私たちの現実世界での世相問題が反映されています。肉食動物と草食動物が捕食し合うことなく共存している「ズートピア」。これは、だれもが平等である理想の世界を象徴しています。

物語の中で、差別や偏見を嫌い、正義感あふれるジュディも、実は自分の中に偏見や差別があったことに気づかされます。そして「ずる賢い」と偏見を持たれやすいキツネ・ニックをバディにし、大事件の解決に挑んでいくのです。
事件の黒幕はいったい誰なのか? といったサスペンス要素やアクションシーンもあって、ハラハラドキドキする展開が楽しめます。事件解決の中で、ジュディとニックが育む熱い友情に、感動して涙する人も多い感動するアニメ映画です。

「この世界の片隅に」ついて詳しく知りたい方は、

映画「この世界の片隅に」の魅力とは?涙を誘う最高傑作

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感動するアニメ映画4 子供と一緒に観たい!脳内の感情をキャラ化『インサイド・ヘッド』

おすすめの感動するアニメ映画4作品目は、頭の中の感情を5つのキャラクターで表現した、ディズニー・ピクサーによる2015年に公開されたアニメ映画『インサイド・ヘッド』です。

11歳の少女・ライリーは引越し先で、新しい学校になじめずに情緒不安定になってしまいます。その頃、ライリーの頭の中では「ヨロコビ」「カナシミ」そして「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情が、その様子を見ていました。

このアニメで、ポップなワンダーランドのような世界観で表現されているのは、少女・ライリーの頭の中。そのワンダーランドで、ポジティブなキャクター「ヨロコビ」と超ネガティブな「カナシミ」が迷子になってしまいます。ネガティブで事態を悪化させてばかりの「カナシミ」。感情たちも、ライリー自身も「カナシミ」には振り回されてばかりいます。

現実に、私たちは誰もが「悲しみなんていなければいいのに!」と考えることがありますよね。でもこの映画の中で、5人のキャラクターたちの冒険を見守っているうちに「カナシミ」は、人間にとって必要なんだな、と気づかされます。そして作品を観終えると、感動とともに「人の脳内では、こんな葛藤があるのだな」というイメージがわいてくるんです。自分が好きになる、人に優しくなれる…この作品に感動した後には、そんな変化があなたに訪れるかもしれません。お子さんがいる方は、ぜひ一緒に観てこの作品について語ってみてください。

インサイド・ヘッドをもっと詳しく知りたい方は、

映画「インサイドヘッド」の魅力とは。あらすじや見どころをご紹介!

を、ご覧ください♪



感動するアニメ映画5 世界中で高評価『つみきのいえ』

おすすめの感動するアニメ映画5作品目は、日本で初めてアカデミー・短編アニメ賞を受賞した2008年のアニメ映画『つみきのいえ』です。絵本がそのまま動いているような、美しい絵柄がとても魅力的な感動作です。

登場人物は、ひとりのおじいさん。海面がどんどん上昇し、水没してゆく街でひとりで暮らしています。おじいさんは、海面が上昇するごとに家を上へ上へと建て増しをし、その家はまるで積み木のようなのでした。

平穏な毎日を過ごしていたおじいさんでしたが、ある日、愛用しているパイプを水の中に落としてしまいます。パイプはどんどん下に沈んで行きます。そこで、おじいさんはダイビングスーツを着込んで、海中パイプを探しに出かけます。この家は下へ行くほどに、生活の名残が、過去にさかのぼっていくのです。おじいさんは、かつてともに暮らした家族との思い出を回想するのでした。

思い出は、とてもやさしく温かいもの。それだけに過ぎ去ってしまったことだと考えると、切なくホロリとしてしまいますね。この映画を観ると感動とともに、家族や周りの人への愛情が高まりそうです。短編アニメですが、とても深い感動のあるアニメ映画です。

感動するアニメ映画のまとめ

感動のアニメ映画5選

  • 【感動を呼ぶアニメ映画】「この世界の片隅に」
  • 【感動を呼ぶアニメ映画】「風の谷のナウシカ」
  • 【感動を呼ぶアニメ映画】「ズートピア」
  • 【感動を呼ぶアニメ映画】「インサイド・ヘッド」
  • 【感動を呼ぶアニメ映画】「つみきのいえ」
についてご紹介いたしました。

どの作品も見終えた後に感動が残る作品ばかりです。「アニメ映画で感動したい!」と思ったときには、作品選びの参考にしてみてくださいね。
観終わったあとは、切なくもほっこりとした気持ちになれますよ。
《この記事のライター》
ライター名:haru
90年代からの作品を多く観ている映画ライター。大作からミニシアターものまで幅広い作品が好き。
「映画は日々の栄養、映画からは人生が学べます。ファッションや素敵な音楽も詰まっています。元気があるときもないときも、晴れている日も曇っている日も、映画を観て心を動かしましょう!」
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